君に悲しみが訪れないように ゆっくり服を脱がせて 春風駘蕩な優しさで包み込む 君に悲しみが訪れないように 全ての暗いところから 君を連れ出して えぇぇーーーーーい あぁ なんて清い光だ まだ冬は明けないのに あぁ なんてずるい人だ また君に見惚れる 君の目元が睨みを効かして 艶めくシャドウが浮いてゆく タイニーな君と春を待つ歌 瞬きをする君が美しい ほら花咲く 時が止まった 君に悲しみが訪れないように 柔らかい胸の膨らみで 揺らめく未来を優しく照らし出す あぁ こんな寒い夜でも もう君を離さぬように あぁ きつく抱きしめるの 苦しみが押し寄せても おぉぉーーーーーい 君の目元が睨みを効かして 艶めくシャドウが滲んでゆく タイニーな君と春を待つ歌 眩さで手の届かない君は もう散りゆいた桜のようで 君のことを想うと 勇敢な人類を憎んで タイニーな君と大義な僕は 染み付いた春の風と共に もう会えない春の湊へ