改札を出て君は振り向き じゃあねと手を振った 家まで送る僕の誘いを 優しく断わった後 引き返し乗る上りの電車 揺られ一人帰る 夢中で話し気付かずにいた 同じ景色を見ながら 今君も同じ気持ちだったらいいな 改札飛び越え本当は 君を強く抱きしめたかった 君に出会って今わかったよ 心の居所がどこにあるのかを こんなにもああこんなにも せつない音で泣いてる 鼓動が聞こえる さっきの言葉さっきの仕草 思い返しても 温もりだけはうまくいかない キリが無い会いたい気持ち 今君はどんな夜に揺られているの 改札を抜けて流れる 人の波に潰されそうになる 君を見つけて今わかったよ 手にするものは一つだけでいいと こんなにもああこんなにも せつない色に染まった心がうずくよ 君の香りが残るマフラー 巻いて家路を急ぐ 寒ささえ愛しく感じる 君に出会って今わかったよ 心の居所がどこにあるのかを こんなにもああこんなにも せつない音で泣いてる 鼓動が聞こえる