この道はまだ白い冬の景色の中 いつもいつも2人手を繋いでいた 春になればきっと遠く離れるから すごくすごく一瞬の時を大事にして 今だけだよ辛いのは いつかずっと2人で でもまだ不安な気持ちは 私には消えないよ 春が来ればこの道も薄紅色 木漏れ日の光で鮮やかに 散っていく花 期待溢れた人々が向かう中で 私1人立ち止まった まだ冷たい風が残る新たな季節は 私には少しも嬉しくないよ あなたはもうすぐ旅立ってしまう 希望と大きな夢を抱えて 大丈夫平気だよ 強がりな顔をして 見送る駅のホームで あなたは私に優しいキスをくれた 泣き出しそうな私の頭を撫で 微笑んでくれていたあなたが いてくれたから 遠い遠い光に手をかざし あなたを信じて行こうと思ったんだ 春が来ればこの道も桜色に 木漏れ日の光で鮮やかに 散っていく花 遠い遠い光に手をかざし またこの春色の道を あなたと歩ける日まで