息をとめたいのに遮られる いつもの風景画みたい 灰色に染まって痛い感情 沈めていくよ 水面の近くに生まれ落ちた まだ名もない僕の心 君とは交わらない線でずっと 描いてきたよ 喋ることばっかに気を取られても 完璧な理想とは違う 自分になりたかったのか そんな自分を嫌ってるのか 腐り落ちた花びら 戻れない道を進むように くすみ色のパレット 混ざりあって色を失くした ユラユラ揺れてる可愛い君 どんな風に描こう 毎日のごめんねと繰り返す導く光 足許照らさず生きてるなら 君が決めてよ 彩に満ち溢れた世界を 嫌うことはできないから 間違っているのは知ってるよ ただ自分を信じていたいだけ 赤い空の色彩 悲しみで描き殴った写し絵 僕の色のパレット 誰も見て見ぬふりをしてたんだ ユラユラ揺れてる陽炎たち 振り向いて笑ってる 思うがままに次の方法へ 勘違いじゃない合わない呼吸ずっと 過ぎ去る夏の人生 僕は何か残せたのかな 歪みあって広がれ 床に染みた絵の具のように 腐り落ちた花びら 戻れない道を進むように くすみ色のパレット 混ざりあって色を失くした ユラユラ揺れてる小さな火に そっと手を重ねていた