寒空の下 白く煙る息 いつもの帰り道ただ違うのは あなたの影がない もう随分時が経ったけど 相変わらず僕は僕のまま あなたとの思い出を どこに置いたらいいか わからないまま 今時が戻れるのなら なんて事を思ったりもするけど 今あなたと会えたとしても 伝える言葉も見当たらないのに 掴めなかった心は今 誰かの手に包まれているの 消したくても消えないmemory どうかずっと色褪せないように… ふと忘れた頃に思い出すのは まだどこかにあなたがいるから? あの頃に戻りたい訳でもないのに 一人歩く帰り道 今時が戻れるのならなんて事を 思ったりもするけど でもあなたともしも会えたのなら 言葉もなくただ抱きしめたい