あれは真冬の蜃気楼の様 ぼやけた輪郭だけ浮き上がって 沈みかけてたハートが軽くなって 僕の体からそっと抜けていく 涙でつくる氷のナイフ テセラクトのココロに閉じ込めて 甘苦いブラックホール 記憶ごと吸い込まれてしまう 誰にも言えない けど誰かに話したい 御伽噺の呪いみたい 歌えないメロディ 変調的なトラウマ 海の底から見上げている まるで嘘みたいなお話 現実と区別がつかない 乱れ髪とほのかに香る ふわり シャンプーの爽やかさに包まれ おかしいな おかしいな おかしいな ねぇ 炎の吐息 焼き尽くす前に 冷たい言の葉で鎮火していく 此処にいるよ 見えてないの? どこにも行かないで おねがい 誰にも見せない もう一つの顔 道化師の涙を足して 踊れないリズム 変速的な鼓動 流されてしまう カタストロフィ 昨日の夢がリアル過ぎて 現実と区別がつかない 「2つ先の角を曲がれば たどり着くよ」 なんてさ 見えないけど ほんとにあるの? ヒカリを失くして 永遠の色は奪われて 真の相は暗い闇に消えていく 誰にも言えない けど誰かに話したい 御伽噺の呪いみたい 歌えないメロディ 変調的なトラウマ 海の底から見上げている まるで嘘みたいなお話 現実と区別がつかない 作詞:CP 作曲:H.Y