昔ママがまだ若くて 小さなあたしを抱いてた 月が もっと遠くにあった頃 工場は黒い煙を はきだして 町は激しく この娘が大きくなるのを祈ってた 娘は13になって 盗みの味覚えて 黒いリストに 名前を残した MOON あなたは 知ってるの MOON あなたは 何もかも 初めて歩いた日のことも 月曜日が 嫌いと言って 心のすべてを 閉ざしてしまった娘は 初めての 恋におちた日 想い出ひとつも持たずに 家を飛び出して 戻らなくなった こわしてしまうのは 一瞬でできるから 大切に生きてと 彼女は泣いた MOON あなたは 知ってるの MOON あなたは 何もかも 初めて キスした日のことも