浮かび上がる乾いた空 立ち眩みそうな楼閣 月の水際に浮かぶ草 淡き光灯る 心と魂消えふす 儚く切ない即席写真(ポラロイド) その瞬間だけを 切り取った言の葉 生り出づる時 誰もが独り 死する闇路に友も無し 猛なる川の清水(みず)はやがて 龍神になる 晴れた雲間流れて行く 東岱前後(とうたいぜんご)の夕煙 濁り始めたこの宿世(すくせ) 絡み付いた模様 心と同じ言ひ侘ぶ 硝子細工は泡沫のよう 唯夢の如くに 全て形容(かたち)を変え 生り出づる時 誰もが独り 死する闇路に友も無し 魂葬う浄火(きよび)はやがて 龍神になる 心と魂消えふす 儚く切ない即席写真(ポラロイド) その瞬間だけを 切り取った言の葉 生り出づる時 誰もが独り 死する闇路に友も無し 猛なる川の清水(みず)はやがて 龍神になる 生り出づる時 誰もが独り 死する闇路に友も無し 魂葬う浄火(きよび)はやがて 龍神になる