私の中に残る溢れるほどの貴方 饐えた匂いの言葉だけこの部屋に置 いて行かないで 愛しさにただ溺れあの日みたいに笑 って 命が混ざるほどに ねぇ抱き寄せて やがて堕ちる求め合いの末路 欲の果て 懺悔 成れの果ては渇望 愛は呪い毒に蝕まれる程に 口の中に鉄の味がこびり付いて消え ない 底に沈み現世を睨む眼差し 呼べぬ名前抱いて埋もれるは血溜ま り 窓際の梔子に想い馳せて途切れる まぁ所詮死人口無し 嗚呼 歯を剥き出して笑う後ろで 刃を突き立てて頬濡らしてる 残念だけど観念してね 首筋のロープが最期のホープ ワタシだけ知ってる赤い糸 確かな証心のままに 生かされたって満たされないし 生かされたって満たされないし 生かされたって満たされないし なにもかも要らねぇな ノーフェイス 存在を五感を奪って ノーフェイス 私を私と呼ぶもの全て 私の中に残る溢れる程の貴方 饐えた匂いの言葉だけこの部屋に置 いて行かないで 愛しさにただ溺れあの日みたいに笑 って 命が混ざり合うほどに ねぇ抱き寄せて まだ終わらせてあげない まだ終わらせてあげない 私の全て朽ちるまで あなたを終わらせはしない 貴方に映らないなら この顔にもう意味は無い 目蓋の裏 永遠の瞬きが紅く燃えてく