それが誰かということは別に 気にも留めようともせずに いずれ再び廻り合う二人 交わす言葉も無いままに 私は知っているわよ あなたが誰かを__ こんな出会いが良いのかどうか 特に考えもせずに 流れて行くストーリーの中 君はその答えをくれた 私は知っていたのよ あなたがすることを__ 弛(たゆ)みなく 慎(つつし)み 虚言(そらごと)に 惑(まど)わず 薄々(うすうす)は 感じ取っていたけど 君に言われるまでもなく 紙に書かれた僕の「人生」は すでに読まれていた 私は読み返したわ あなたのお話し あなたの物語__ 弛(たゆ)みなく 慎(つつし)みて 虚言(そらごと)に 惑(まど)わず