ツギハギだらけの身体みたいな この歌を 「作り物だ」「偽物だ」と 耳を塞ぐ人 ねぇ なんで? コレはきっと 僕自身の歌だった 生命を持たない君に乗せた 僕ら今 恐る恐る 声をかける ハロー、ハロー、ハロー 世界は まだ 夢の中さ ハロー、ハロー 歌え! … 言葉は今 風になって … 世界に散らばってる どうせ妄言 この世界なんて蝶の見る夢で だけどその羽ばたきで 全てが塗り替わってく 託した 言葉たちが 君の命になった 生命が確かにそこにあった 君は今 産声を上げ始めた ハロー、ハロー、ハロー 世界がついに 目を覚ました ハロー、ハロー だけど … 言葉は全部 君になって … 僕のものじゃ なくなった 僕らの夢 願い そして呪いが 君の形だった 見る人次第で 姿は違っていた 今やもう 誰の目にも同じ ひとりの人間 もう君に 僕なんか必要ない 僕に君も必要ない そんな君の誕生日を お祝いできるかな ああそうか 僕らきっと 対等になって ハロー、ハロー、ハロー それぞれ 歩き出すんだ さぁ、ミライヘ―― 生まれてしまった命に ハロー、ハロー、ハロー 僕からの贈り物 最後の言葉を 歌え! … 言葉はまた 風になって … 未来へ繋がってく …