くだらない嘘に影を落とす鳥よねぇ 彼方行って 割れそう バレそう 君への深い愛憎 初めから全部分かっていたのに莫迦 言ってんの 崩れそう キレそう 相容れない二人 なんでこんな道を選んじゃったの 威勢が良いばかりでみっともない だけど接合招待 綺麗なものはマヤカシよ 独り占め出来る今夜だけ 立ち込める甘い香りは 別段愛しいこともなく それでいて止め処なく溢れ出す 開かない箱に汗を流すほど暇なんだ って 消えそう 飢えそう 重ねる絶望に 見返してもまだ一向に変わる気配な いな 潰れそう 振れそう 感じない二人 「然して底は深くない」ってまた 虚勢を張るばかりで満たされない だから接合招待 傷がないならイカサマよ この先は何一つ知らない 絡み合う手のぬくもりは 決して優しいものじゃない それこそが痛みだと気付かぬまま ここで接合招待 蜜は苦くてジョウトウよ どうでもいい易しさなんて 抱き締めた腕の中が空っぽになって も 憶えていて何もなく繋がった幾つか の夜