高速の下を電車が走る 君はガードにもたれて 行き過ぎる電車の窓に 青春を探してた 15歳で覚えた煙草の癖も 20歳で辞めたって君は言う 洗いざらしの人生を 歩き出そうとしながら 裏切りを知った君の目は 人の優しさにさえもおびえてた 袋小路に迷いこんで すがったヤツに裏切られ 傷ついた君の前で ふざけ気分の俺だった 土砂降りの雨にぬれて 俺の帰りを待ってた 君は小さく「馬鹿」って泣いた 洗いざらしの人生を 俺の腕にくれるのかい 淋しさを知った君の目を 離したくない もう離さない アフロの髪もすっかり伸ばして ディスコ通いもやめたのかい 洗いざらしの人生は とてもきれいになって 悲しみを知った君の目は 前にも増してとてもきれいだね