昼と夜が分かれる前 まだ何もない すべての手前 真ん中にひとつの思いが 生まれた瞬間に隠れた そしていま街角から空を眺めてると 決まりごとがわかりはじめるよ 委ねられた二人 幾つもの理由を名前に変えたよ 声を聞いて赤くなった太陽 輪郭が確かになった街灯 デコとボコ 重なるちいさな隙間 繋がるために向き合った いつのまにか増え続けてた理由 最後に触れる名前のことを知る 離れ 離れ だから 少し遠いそこへ迎えにいくよ いったりきたりするおもいが なまえとともにカタチへとかわる いったりきたりするおもいが なまえとともにカタチへとかわる 約束 すこしの間の約束 長く続いた坂道 終わり この先はこっちではないあっち 境目を隔てて呼びかける 反転してるような少し遠い道 帰ろうよ 出てきて そこから 帰りたいけど もう戻れない 小さい灯りで覗き込むと 二人はもう違った もといた街へ引き返す 帰り道の坂道 後ろ髪引く記憶 騒がしい 離れ離れの朝は新しい 朝の光 川面 輝き 流れていく澄んだ水 瞬き 僕ら涙と鼻水を流し その理由すらも名前に変わり 一回り いったりきたりするおもいが なまえとともにカタチへと変わる いったりきたりするおもいが なまえとともにカタチへと変わる