気づけば僕は君じゃなくて 君との思い出を見ていたんだ 錆びないように 守ってきたはずだった 心にもう温度はなかった 繰り返し何度も 想像したんだ 君といる未来を 悲しさだけなら 寂しさだけなら 胸につかえてた この棘も抜けたかな 「ありがとう」だけなら 「ごめんね」だけなら 彼方まで遠く 忘れられたんだろうな 繰り返し何度も 想像したんだ 君といる未来を 思い描いたのは きっとまだ忘れたくなくて 悲しさだけなら 寂しさだけなら 遥か彼方まで 容易くいけたのかな でも 貰った言葉や 身体の温もりさえ まだ離れていなくて まだ動けないまま