前触れもなく不意にフィルムが切れ 途方に暮れぼくらはなにも言わずに 白いスクリーンを背にして 別々のドアヘ去ったのさ 世界中でいちばんきれいで儚い なみだ見せてももう遅すぎるのさ 僅かなあいだ見えていた ふたりだけの蜃気楼が消えた ああ いつかぼくらはフィナーレを 知らないうちに奏でていたんだ さあ どこへ行くつもりなのさ 大きなこの宇宙のどこヘ <♪> 青空のなか起こるとても不思議な かなしい白い嵐が鎮まってみれば 手に握りしめていたはずの チケットがどこにもないのさ ああ いつかぼくらはフィナーレを 知らないうちに奏でていたんだ <♪> どこへ行くつもりなのさ 大きなこの宇宙のどこへ どこまで行くつもりなのさ 大きなからっぽの宇宙へ どこへ行くつもりなのさ 大きなこの宇宙のどこへ どこまで行くつもりなのさ 大きなこの宇宙のどこまで