二重世界で光る夜と眠る朝

歌詞

希望のある道を通ったって 当たり前に得られる訳じゃなくて どんなに薮を掻き分けても 光が見えるわけでもなくて 自分がどこにいるかもわからない って真っ暗なままなんだよな 誰かが言ってたあの言葉も それはその人の場合で、でも それがなければまた孤独を知るだけ 歩き出したこの足は 鮮やかな未来を描いた 進みゆく世界とすれ違う運命に 向かったって 立ち止まったこの足は またここに引き戻されてしまう 見込みのない道や 別れ道が何度あったって 選んだ先が悪かったって 今ここにいる事に意味があるから 生きている 今度こそここに立って叫べ僕ら 機械のように調節して 蘇ることもなくて 枯れ果てた想いは 水を注ぐだけでもなくて 自分の事は一番分かってるって 知ったかぶりなんだよな 逸れた道から戻るのは 簡単なのかもしれない、でも 築く事が大変なんだよな 夢を知るこの感情は 儚さを持って煌めいた 色の無い世界や 憂いを知らずに眠ったって 導かれたこの感情は 火花に変わって消えてった 心無い言葉や 重圧に押し流されたって 選んだ道はここでいいんだ 明日を知るために 今があるんだ生きてゆく 何度でもここで待って進め、僕ら 眠ってるだけなら良かったんだ 確かにそこにあったんだね 分かっているよ、気づいているよ もう誤魔化せないや 響き出した鼓動が また小さく今を刻んでいた 俯き歩く夜を切り離して 地上を憎んだって 選んだ事に意味があったんだ モノクロの世界が鮮やかな色を 纏っていた 錆びついた言葉も温もりを知って 剥がれ散った 溢れ落ちた光の線は 後ずさるほど深くなった 願い求める日々も 挫折を知って憎んだって 届いた想いが許し始めた 今ここにいる事に意味があるから 生きている いつの日かここで会って 笑え、僕等