世相に生きる普通らしさを追い求め 両親の様にだけはならないように 家庭は空想の映画か 許容の墓か 君とは違う 僕には分別がある 通俗の型に嵌めて それに身を任せても 不満はいつでもあるでしょう でも そんな顔するなよねえ 露見する狡猾 それも生きる知恵 苦行の果てに見つけた人生の意義は ベターなものだがやはり心地の良い ものね 助平な恋人よドアーを閉ざすな この時をいつまでも忘れずいようぜ 今日も尚何よりも 二人皺を重ねても 嘘のような白々しい話をしてよ毎日 これ以上はないだろ これが生きる知恵 それをお分かりか