誰かの手を煩わせてる わかんなくて 自分のこと 空回るばかりで あーあ 今日も時計の針がたくさん回る 誰も怒ってないのに このまんまじゃ駄目な気がして 言葉を飲んでは 息を吐き出して ああ 私がどんな人だったらいつも 笑っていてくれるんだろ 優しくなればどうにかなること? 私は『誰もが笑顔になる私』のこと 好きなままでいられそうかなあ 似合わない服を散らかしながら 空回るのは少し減らせた ロウソクは少し増えた 思うほどこの世界は 私をズルいとか思わないみたい 欲しかった未来とか ほんとは全然忘れらんなくて 拾い上げていいかな 息を吸い込んで ねえ 私がどんな 人になったとしても 変わらず いてくれるんでしょ? 優しくなれないような時でも 私は こんなふうにしか 出来ない私のこと 好きになっちゃって 構わないでしょ? クローゼットを開け放ちながら 『なれるはずも無い夢』のことを 絵空事じゃなくしたい 逃げたい時も 立ち止まる日も また歩み出す道は覚えてる ねえ あなたはどんな時の私が好き? 私はどんな私が好き? 鏡とクローゼットの間で アン・ドゥ・トロワ ターン! 空回るのが怖かった私も 似合わないことなかった服も 何ひとつ置いていかないから 病める時も 健やかなる時も 「ありがとうね」って私は言える 踊るように扉を開いて