火花散らせ 儚い輝き刹那叢雲さえも払う いつか遥か彼方 あなたがどこにいたとしても 例えば 永遠に枯れない花があるとしたら 移ろいが美しいと 知ることもなかったでしょう あなたは空を仰ぐ 風そのままどこへゆくの いっそそんなあなたに吹かれて 散りたいと願う あまりにも儚くて 吹けば消えてしまうほどの こんな灯火でも あなたが吹けば 火花散らせ 瞬く輝き刹那叢雲さえも払う いつか遥か彼方 あなたがどこにいたとしても 目を閉じても消えない 今の瞬間焼き付けて ずっとあなたが一人では ないと思えるように輝く 曰く朱に入れば染まる されど白く誉れ どんな不条理に焼かれようとも 色褪せはしない あなたは明日を担う光 闇を裂いて響き渡れ その声で鳴るこの心の臓は 百雷を震う あまりにも短くて揮えない導火線も 拙い煌めきでもあなたへ捧ぐ 果たせなかった約束があったこと あなたと見たかった 憧憬がもっとあったこと その想いで一瞬も永遠になる 火花散らせ 瞬く輝き刹那叢雲さえも払う いつか遥か彼方 あなたがどこにいたとしても 目を閉じても消えない 今の瞬間焼き付けて ずっとあなたが一人では ないと思えるように輝く