大義を貫くため今日も 仮面をいくつも持ち歩いて 誰かを傷つけるたびに 何度も化けの皮付け替えた しまいには自分見失って 手当たり次第に憎み合って 気がつけば握っていたのは いびつなキョウキだった それ全部剥ぎ取ってくれた あなたの最後の泣いた顔は 僕に似ていたんだ 終わらせぬために 穢されぬために 闇に成った僕を許して 流れていった血(こたえ) こぼれた一滴が 世界を正す力になるなら 怖くはないんだ この命(すべて)捧ぐ 愛した未来と異なった 現実(きょう)が心を蝕んだ 一人でに歩く憤り こじらせた痛みは堕ちていく 素顔なんてとうに捨て去った 残ったのは淡い黒だった 聖者になんてなれないと 本当は知っていたのに この手汚してまで奪った 勝利の味はなんか 毒に似ていたんだ 終わらせぬために 穢されぬために 悪をもって罪を制して 重ねていった別れ 宿した希望が 誰かにとっての嘘になろうと もうどうでもいいんだ これが僕なんだ 集めた悲しみ背負うから どうかあなたは生き続けて 終わらせぬために 穢されぬために 構わないよ 僕を殺して 流れていった血(こたえ) こぼれた一滴が あなたの生きる理由になるなら 怖くはないんだ この命(すべて)捧ぐ 零になって壊す