Track bythe gofuku town & 吉原リヨウジ
目が覚めて窓を鳴らした新しい気配 苛立っては紐を結んで安心する 旅立ち 春を待つ冬籠りの梅の花 たゆたっては本当の呼吸をする 那珂川 いつでも履き慣れた靴で帰れるけど 冷たい朝が鼻先を甘く刺して 立ち止まり見る雲の切れ間に紫 坂登って振り返れば見えるかしら 少し跳ねて身を寄せるは 思い出なんかじゃない よれてく明日もまたコーラの泡の中 遠い島の夢 眩しく照らす朝焼け 行方も知らず耳に残るは餞 風吹くならば 後ろ向きで歩きましょう 淡い色した2月の花を見てた