シルバーのフリートウッド ローカルのラジオから流れるブルー スはにわか途切れる 落ちてくホワイトサンズの夕陽に媚 びてる 無気力を投じてる それに応じてる 俺はヒッチハイカーに煙草を投げつ ける奴の意志も無く立つ指が妙に汗 臭いスメル 新たに詰めるブレス脳がブレるゲー ムまるで同じフレーズを何回も繰り 返すテープ 俺の女をトランクに押し込んで今悪 臭に香水を撒いて空気を呼び込んで る混んでる 街はどこもダストハープと呼んで 根底から適用しないならコンドルは 飛んでく 俺の女とリボルバーとキャデラック があれば 充てなく果てなく立てなくなるまで 這う Uターン! ヒッチハイカーにあてがう気まぐれ が困惑を乗せ車輪は駆け出す 垂れ流すその会話にてエゴは化膿す る間絵画みたいに俺は奴を脳で描い た 開いたままの口とロードムービーか ぶれの腐敗が 大胆になる態度シートには煙草の灰 が 被害者ヅラでさっきの事は許すと吐 いた 慈悲に快感を覚えた表情に咲いた 俺は俺でルールを決め神に哀願奴が 言った 「この車内何か腐ってないか?」 頸動脈に口をあて弾くトリガー 飛び立つ鳥たちが砂漠に降り立つ扉 開けて蹴り落として遠のいてく距離 感をミラー越に見送る善し悪し置い てく粗品 俺が誰の期待を裏切るというの? 通常通りの日常と今日と退屈の中毒 重要では無いな俺も奴も空洞ではな いか有効な活用も知らず事を欠いた 世の罪悪 今この世界の支配役後部座席の真っ 白いドレスで全ての血を拭い落とす トランクからシートに戻すガールフ レンドに まとわり付いたハエを取る生温い音 を殺す パッションが催す クラクションが通り越す 荷台には手を振ってる汚いガキがま るで狂い事 車内には充満する悪臭すらも愛す このシルバーのキャデラックに空き 缶を引く音 何をしたいか問われるトラベル シートに凭れ悶えるフリをしてこな れる...