10月初の夕方 オレンジに染まる君の姿 「少し肌寒くなったね」と 手を伸ばす君は笑っていた いつの間にか笑顔は涙に変わった その涙一番に拭けなかった 今この胸でざわつくあの時の感情が 吹いた涼風に乗って思い出させた 「ねえ終わりなんて言わないでまた 僕の隣で笑って」 これさえ言えてたら君は今も、 ほら君のこと思い出しても 後悔することしか出来ないよ なんで今更よぎるんだよ 週末手と手重ねながら 歩く横には君じゃない恋人 少し肌寒くなったねと 笑ってた君はきっと今も、 なんて思っても今じゃ昔話で 今は新しい道で笑えてる? Ah~我慢させてばっかだったな 君はまだ覚えてるかな? やっぱ今でも思い出すんだ 「ねえ終わりなんて言わないでまた 僕の隣で笑って」 これさえ言えてたら君は今も、 ほら君のこと思い出しても 後悔することしか出来ないよ なんで今更よぎるんだよ ねえあの時どんな言葉を君は 求めていたんだろう 答え合わせすらも出来ないけど 少し肌寒くなってきた そんな日は君がよぎるんだよ 「ねえ終わりなんて言わないでまた 僕の隣で笑って」 これさえ言えずに僕は今も、 別に君のこと思い出しても 戻りたくなるなんて言わないよ それでも君ははよぎるんだよ