戸惑いに揺れるその心は 行き先を決める余裕もなく 花開く風薫る季節 フロア揺らしたあの音が聞こえる 気づいたら 口ずさんでいた 時を越えて 蘇るサラウンド いつか忘れていくかもね いつか さあ打ち鳴らそう 今だけは 君が教えてくれた世界 静かに燃える一縷の灯火 もう一度ここで君と 何気なく差し伸べたその手は 優しさに変わり返ってきた 通り雨に濡れたその心に 傘をそっと差し出してくれたね 弱さほど 隠し通せるもの 見えないほど 傷は癒えないけど 君のことを守るから 寂しくても怖くても あの日刻んだBEATたち 鼓動に変わり私を動かす 満ちる月の夜明けを 駆けていく