草の匂い さざめきが じわり広がってく 昨日見た夢の続きは まだ まだ 夕立ちが残してく水溜りを越えて 思い出にするのはまだ先でいい 駆け足だったあの季節を 追い越すようなスピードで 僕も進みたいのさ 青空まで届くように歌いたい 君と重ねた物語 素直にただ前を向くその意味が 心の底で光るから バトンを繋いでゆけるように あの夢を追いかけて 不意に ふと立ち止まる 木陰の深呼吸 いつか見た 僕の旅路は まだ まだ 涼しさを纏いだす風を寂しく 思うのは 夏の日を忘れたくないのかな 青い空の彩度高く 澄み切るような眩しさが 視界 焼き付いてる 熱が溶けて消えてしまう前に 僕らも走り出すんだ 踏み出した足音 刹那にまた思い出す輝きは 奏でた歌とあの記憶 いつかは ほら 見えてくる君(あす)の空 それが答えになるだろう どこかで重なり合うのかな また出会う その日まで ありがとうを告げたら 今 澄んだ空の高さに竦む日もあるけど 止めらんない胸の鼓動が まだ まだ まだ まだ ah 未来へ いま 真っ白な地図広げ 最初(はじめ)の想い信じたら 遥かな空 夏の風 受け止めて 僕らは髪をなびかせた こぼれた泪も輝いて 虹が誘う向こうへ さぁ 踏み出す一歩目は 真っ直ぐに見た明日(あした)へ
