神様も知らない午後 エンジンの音に包まれて 地平線に交わる道 ただ南へと走ってる 遠いあの日の 君の声を思い出して 今僕を縛ってるもの 何か一つほどけたら この日差しのように 君に少しは 優しくなれたのかも イルカの様な雲が 二つ寄り添って行くよ 煩わしい事全部捨て去るほど どこまでも自由じゃないから 僕らは押し寄せる時の中で 一緒にいられる場所を ずっと探してた さびたレールの上には 高圧線が続いてる 誰かの交わした約束 どこかの街に着いたろうか 木々を揺らす風は 君の言葉を運ぶ 僕らがずっと探してた場所は 遠い空に消えてったけど 退屈な景色が君といた 淡く切ない日々を 教えてくれてる 神様も知らない午後 自由と退屈の間 神様も知らない午後 南へと向かってる