うだる夏の昼下がり 君と手を繋いで行く 二人の空いてる片手には 二つに割って食べれるアイス これはひとりじゃ味気無い カラダよりも熱い空気 太陽に盗られる前に 二人で夏を分け合おう 汗ばんだ手のひら 溶けて混ざりあって ずっと繋がっていて おんなじ甘いくちびる ソーダ味の夏を かじって溶かして泳ごう ベタつくのも君となら 楽しめるからこのまま 夏の始まり浮わついた 期待のままに味わおう いつも恋しくなるんだ おんなじ味のアイスが ゆだる夏の熱帯夜 僕は一人買いに行く 歩いて5分のコンビニで 二つに割って食べれるアイス 火照った頭で突っ掛かって 些細なことで擦れ違って 黙ったまんま冷める前に 二人で夏を分け合おう 小さくなった氷は すぐにとけてしまうよ ずっと感じていて おんなじ熱のくちびる ソーダ味の夏を かじって溶かして泳ごう 頭のいたい冷たさも 分けたらすぐに消えるよ 夏の終わりが来ても 寂しさまで味わおう すぐに恋しくなるから おんなじ味のアイスが