それっぽい歌詞を並べて歌っても 何もないな スローモーションで壊れていく冬が いつまでも終わらないな 彩度を上げた 不自然な悪夢にうなされて パッケージされた 無機質な優しさに包まれた 奏でても奏でてもまともな音が 出やしない 転んでもまたすぐに起き上がる 子供たちが砂を蹴って遊んでる 壊れていくのは決して 悪いこっちゃない 細胞が生まれ変わる 向かい合わせで座っていた 酌み交わして飲み明かした あらゆる僕らの日常の営みが 零れ落ちる宝物さ 人生は流れる車窓からの景色 陽が差し込んで来た ラーメンをすする音と 食堂のアットホーム感 何度でも奏でるよ この世界を鳴らすよ 転んでもまたすぐに起き上がる 子供たちが北風と遊んでる 壊れてくのは決して 悪いこっちゃない 細胞が生まれ変わる 世迷言はやめにして此処らで カタをつけよう ラスボスは往々にしてそう簡単にゃ 倒せんさ 世迷言はやめにして此処らで歌を 歌おう 薪をくべ続けんだ 燃やし続けろ