風が運ぶ春の香りに 蘇るあなたの声が 優しくささやく 甘い誓いは 今では苦い遠い記憶 うたかたの恋 挑むように降り出す雨が ざわめく心洗うように 濡れた爪先で 夜に漕ぎ出す にびいろの空 泣いている (間奏) まどろみのなか頬に触れた 指先を想い出すように 濡れた髪ほどき 過ぎる夜更けに 遠ざかってく後ろ影 まぶたに残る すりガラスのカフェの窓辺で 待ち合わせた週末の午後 最後の言葉を 告げた唇 幕降りてゆく ラストシーン ドレスの裾、 ドレスの裾ヒラリなびかせ 気まぐれな花が散るように 2人の舞台は カーテンコールが できないままの ラストシーン ただ 夢見てた Ah- uh-