君と出会った日が妙に懐かしくて 一人であの場所へと向かう こぼれる涙は潮風に変わり 海を流れるのだろう どんなに願っても戻ってこない日々 僕は大切にできたかな 震える両手を風がそっと包み 空に誘うのだろう 時の流れは風のように 過ぎ去っては元に戻らない 風のように自由気ままに生きたいな 誰にも身を寄せずにただひたすら 泣くでもなく怒るでもなく流されて 人ごみに埋もれていく ふと見上げれば月の光が 孤独な僕の背中を照らす 立ち上がる勇気は 時だけがくれる 風はそっと見てるだけ さよなら言ったあの時のように 無常にも風は吹き続く 揺れ動く二つの心抱きしめて 消えかける想い胸に刻み込み 笑いも無く憎しみも無く流されて 癒えない心の叫び 何故だろう二つの心すれ違い 時だけがいつか解いてくれるのか 動き出せ今すぐ過去にとらわれず 風よ想いを伝えて 風よ想いを伝えて