無常な戦国のならいは 体に刻まれている どうか今は隣で寄り添い温もり 感じさせて欲しい 傷の跡 数多(あまた)の戦さ場 駆けた強さ 曇り無く 見送り消えゆくは いくさ人の猛き姿 月を見上げ 咲くは儚き夢桜 交わした約束 その言葉は胸に 運命(さだめ)の風が吹く されど散らず咲き続けるのさ あなたに会えるときまで かけがえなき友のためにとあなたが 選ぶのは 命をかけた漢の道 瞳から伝わる 迷いはないのでしょう もう二度と会えないとしても 後悔などありはしない その覚悟をあなたの心が包み込む 月を見上げ 咲くは儚き夢桜 見えない涙の雫が落ちてゆく 運命(さだめ)の風が吹く されど抗わず花びらは そうただ揺れるのみ 漢たちの命 刹那燃えるその美しさよ 天にへと さあ、どこまでも高く登りゆけ 望みはただ一つ 生きて私のところにへと もう一度あなたの愛で包んで 雲の彼方願い 想いは夢桜 交わした約束 どんなときも胸に 運命(さだめ)の風が吹く されど散らず咲き続けるのさ あなたに会えるときまで