ストロボマザー

歌詞

見えない壁の向こう側 君の暮らしをずっと眺めてた ねぇ2人の距離は半透明 聞こえない僕の歌 誰かの作る正義より 君が示した我儘な悪が なにより美しく見えて 仕方がなかったんだ 難しい言葉はいらない 贅沢な食事も必要ない ただ両手で持てるだけの愛 それで十分だった 口約束さえも下手くそで 明日の予定だって立てられない このもぬけの体 抜け出して 君に触れてみたいだけだ ねぇマザー マザー どんな醜い心も愛せたら 叱られた後の優しさだって 僕は知らないまんまだ ねぇマザー マザー こんな後悔ばかりを押しつけて あぁ君のような人になれればなって 馬鹿みたいだ ねぇマザー 傾いた花瓶を片付けて 退屈な日々だけ滑らせた これは幸福なことだと願う 僕がほんと嫌いだ 痛みが痛みじゃないような そんな暮らしをずっと過ごしてた ねぇ1人の宇宙 昼行灯 美しい君の歌 君の影が遠くなる 記憶だけを引き延ばす 心までは救えないなど 知っていたはずなんだ 君の声が聞こえるなら すぐにこの夢を走らせる 教科書のような日々の跡 ずっと胸に残ったまま ねぇマザー マザー どんな幼い夢でも愛せたら ただいまの返事を探すような 日々も必要ないだろう ねぇマザー マザー こんな無様な世界を抜け出して あぁ君のような色に変わればなって 馬鹿みたいだ ねぇ マザー ねぇマザー マザー 声にもならない言葉積み上げて 崩れ落ちてく様が可笑しくて 僕は何を歌えばいい? ねぇマザー マザー こんな大層な夢を押しつけて あぁ君のような人になれればなって 馬鹿みたいだ ねぇマザー マザー どんな醜い心も愛せたら 叱られた後の優しさだって 僕は知らないまんまだ ねぇマザー マザー こんな後悔ばかりを押しつけて あぁ君のような人になれればなって 馬鹿みたいだ ねぇマザー