. 初めて出会った時のことで 今でもハッキリ覚えてる 遠くの時計台眠そうに 時を打つ昼下がり あなたは春風に髪をまかせながら しみとおるような笑顔で僕を見てた これからの幸わせな日々を 約束するかのように <♪> 暮らし始めの二人に とって苦しみや貧しさなど 身を寄せ合えばぬくもりの中 笑いながら溶け落ち たちこめる幸わせの香り あなたの遙かな優しさ それに甘えて僕は 夢ばかり追いかけた さきのことも振り返ることも 過ぎゆく時さえ忘れて 共に歩むことは出来ず 待つには大人になりすぎて あなたの寂しい笑顔が 夏の陽ざしにグルグル回り 静かに秋は広がると 想い出だけがふるえていた <♪> 初めて出会った時のように 一人で石をけっています 背をまるめコートの衿立て 白い息吐きながら めぐりくる春よお前が いつもと同じように 真綿のような陽ざしと 希望や喜び運ぶなら あの遠い日の夢と輝きが 紡ぎ青空に舞いあがらせた 二人の春の歌を歌うだろう ランラララー ララーララランラララランラー ラーラ ラー ラララン ラララランラー <♪> .