こんな夜は二人の世界に浸るのさ 一つ、二つ、灯りが消えて行く この街ももう暮れさ 三つ、 四つ目には興味関心もどっか行って また別の一つ目探す こんなにあなたを想っているのに 今どこにいるかさえ 分からないこの虚しさ こんな夜は二人で ベランダの狭い空見つめる ああしたい、 こうしたいって募るほど 二人は別々の世界へ 左手にキラリ光る指輪 今どこで何してんの こんなに一途に想って来たから 上書きされることなく 泳いでるこのもどかしさ こんな夜は二人で 生ぬるい風に吹かれ歩こう 道なき道がどうとかって言うけど 開けてみりゃどこにでも転がってる 話 こんな夜は二人の世界に浸るのさ 二人の行く末占いながらありふれた どこにでもある話をしよう こんな夜は二人で 当ての無い暗闇彷徨う 今夜こそは愛に溺れたい二人 でも敵わない 自堕落