確かめられない言葉の香りを追いか けて彷徨って 一匙砂糖溶かして飲みこんだ灰色 雨が降る前の景色を 飲み込むよう な雨が伝って雫が落ちてく 揺らめいていた ゆりかごを浮かべ て また いくつもの愛を語って巡り合う季節 に隣で手を握ってる ねぇ確かめたい体温とか でも報わ れない想像とか この世にないはずの妄想も悪い夢も 洗い流してよ 優しい嘘をついたのは 壊れかけた 傘がまだ愛おしいから 夕立アンブレラ 始めの一言だけが 変に躓いて先走 って ふとしたタイミングで おかしくっ て笑ってる 変わりない今の景色を カメラに詰 め込んでく 色づくカケラを集めて 揺らめいていた 雨粒が落ちる刹那 に Ah 新しい日々を超えてまた いくつもの夢を束ねて紡ぎ合った場 所で確かなものが続いてる 今繰り返しの日々だとか でも救わ れない想像とか 雨粒みたいに一瞬で不思議なほどに 洗い流してよ 短い時を刻むなら あなたと共に歩 んでいたいから 夕立アンブレラ まだ 濡れた踵で不器用に歩く 軋 む身体押して Ah 近づく度に壊れそうな程 この 肌で感じて Uh ha ねぇ確かめたい体温とか でも報わ れない想像とか この世にないはずの妄想も悪い夢も 洗い流してよ 優しい嘘をついたのは 壊れかけた 傘がまだ愛おしいから 夕立アンブレラ ゆりかごを浮かべ て 確かめられない言葉で浮かべたゆり かごに揺蕩って オレンジ色に照らす同じ空から