「さあ燃えよ命の炎よ」 忘れ去ってしまうなら 今にも落ちていく あなたが笑うから未来は綺麗だと 寄り添いたい終わるその日まで ねぇスカーレットどうしたの? また怖い夢でも見ていたの? 「もう疲れたよ、怯えたくないよ 私をその黒が 飲み込んでいくようで」 世界はただ黙って回り続けている 私はただ黙って置いていかれてる 都合よくそうやって 愛したりなんてしないで あれもこれもどれもめんどくさい でもきっとこれくらいが丁度良い そう言えば大人になれる? 溺れないように守りたい 逃げ出したい夜は手を繋ごう 嗚呼、ふっと心が消えてしまう前に 「さあ燃えよ命の炎よ」 忘れ去ってしまうなら 今にも落ちていく こんな時代でも 生まれてきて良かったと 祈るように眠るのを見ていると そう思うのです あなたが笑うから未来は綺麗だと 寄り添いたい終わるその日まで ねぇスカーレット、居場所はここよ 大事なことに背を向けないで 照らす光が作る闇に心を預けないで 「バラバラになってしまう前に」 「消えたい夜は どうしたらいいの?」 「報われない思いが這う」 「それがもう、 いやだ いやだ いやだな」 きっと必要となんかされてない なんて呟いたあの日から 心に呪いがベタついて残ってる いっそのこと殺してくれ 自分が自分じゃなくなる前に もうこれ以上、濁って映らないで 煩いくらい鳴り止まぬ喧騒に 何者にもなれないまま 独り閉じこもっている とっても胸が痛くて苦しいの 覚めない悪夢の中 どんどんすり減っていく それなりでも構わないから そんな小さな幸せを魅せて 全てを投げ出さないで 不幸だなんて嘆かないで どんな時でも あなたの価値は変わらずに光る 必死にもがいてた先に 笑ったあなたを見たの ほんの少しだけ軽くなって 強く濃く私に焼き付いた 「さあ燃えよ命の炎よ」 忘れ去ってしまうなら 今にも落ちていく こんな時代でも 生まれてきて良かったと 祈るように眠るのを見ていると そう思うのです あなたが笑うから未来は綺麗だと 寄り添いたい終わるその日まで さあ燃えよ命の炎よ いつか終わると知ってても 今だけは絶やさずに 物語を続けよう ささやかな愛も添えて ただ色鮮やかに眩しいくらいに あなたと笑う未来を生きたいんだよ 「優しい夜が来たよ。 ねぇ、スカーレット」 愛しい未来を抱きしめて