ゆっくりと目を閉じる枕元、 毎日の出来事に責められた。 少し疲れてしまう関係は、 毒を吐き、曖昧で、無駄に流れる。 鏡に映した昔の醜さを、 今まで気付かずただのクズさ。 譲り合うことを知り、 それに気付いた僕の 焦りが首を絞める。 今、死ぬことが怖くて 今、死ぬことが怖くて 今、死ねば怖さも消えて 楽になれるのに。 向き合える数だけと、 手を繋ぐ日々だけが、 一度きりだけだからかな? また死ぬことを怖くする。 生きてきたことが今やっと重く圧し 掛かる。 間違いを認める勇気が足りずに、 人を傷つけた夜。 明日も見えない孤独に無関心だった 日々。 自分が死ぬことが 恐怖なのではない。 傍にいる君の記憶が 消えてしまうことが、 今初めて怖い。 記憶と想いが積もれば積もるほど、 怖いんだよ。 今は未来が見える。確実に。 手を繋ぐ意味がある。確実に。