弱く、少しだけ弱く 声を、出そうとしたけど届かず 強く、貴方よりも強く、 好きだったあの夏の空が遠く 私とあなたでは どちらが辛いんだろう 柔らかい記憶だきしめて 戻れないのに あなたの声が強くなってゆく うまく泣けない私をいっそ壊して。 この手が宙をきる、 あなたがいた場所 大きな空を埋めてよ かすれた想いを。 このまま、取り残されていい 明日が見えなくてもかまわない 私とあなたでは どちらが痛いんだろう 消したい記憶さえ愛しい 届かないのに 私の声が聞こえないように 耳を塞いだあなたの指を忘れない この手が宙をきる、 あなたがいた場所 指先で探る白と黒の弛んだ糸 … あなたの声をわすれないように 耳を塞いだ私の声は届かない この手が宙をきる、 あなたがいた場所 大きな空が埋まらない あなたが終わらない
