雲の形を、空の色を変えていく 時に激しく、時に優しく包む様に 痛みさえも覚えるのなら いつしか気付けるだろう 風が吹いた、そう感じたら それが心の在り処 胸を波立たせては… 生きる意味をくれる 雨も降るだろう、映る景色滲ませて それは汚れた世界をただ洗ってく 凍えたまま歩けないから 光を求めてしまう 温かいと、そう感じたら それが心の在り処 側に誰かがいると 教えてくれるだろう… きっと 知らぬ間に求めては、 当てもなく彷徨う 風が吹いた、そう感じたら そこへ歩き出せばいい 独り留まっていたら… 何も変わらないまま 風の行方、追いかけるなら それも心の有り様 胸に広がっていく景色こそがきっと 生きる意味だ