もう傷つかないように 振り返らないように 忘れるんだと言い聞かせる私に 「幸せに」なんて言葉残さないでよ ああ 最後も優しいんだね もう会えなくなったって 触れられなくたって それでも生活は続くこと 頭ではちゃんと 理解してると言うのに ああ 気づけば探してる 「もういいよ」そんな風にさっさと すぐに嫌いになれたら… あなたがする さりげない優しさとか 不意にする ふざけて笑う顔とか どこを探しても あなたはいないのに 次から次へと 溢れて もしも一つ 願いが叶うというなら あなたとは 出会わない世界に行きたい なんて言えるほどの強さはないよ 早く忘れさせてよ バカ... 忘れ物ばかりだったね あなたはいつも その癖のせいかな 私の部屋 あなたがいた面影ばっか 転がっているんだ だけど たぶん 私のせいだね 今日中に 全て片付くような 思い出の数じゃなくて… あなたがする 何気ない話だとか バレバレな 下手なサプライズだとか どこを切り取ろうとも 隠せないほど 幸せそのものだったよ それでも今 やり直せたとしたってさ 最後には また離れてしまうこと それすらもわかってる わかってるからさ 早く進まなきゃダメ ダメなんだ 今さらあなたと過ごした日々が 愛おしくて あまりに近すぎて 些細な温もりも 感じないまま あなたがする さりげない優しさとか 不意にする ふざけて笑う顔とか どこを探しても あなたはいないのに 次から次へと 溢れて もしも一つ 願いが叶うというなら あなたとは 出会わない世界に行きたい なんて言えるほどの強さはないよ いつか忘れてみせる だけどまだ 今はもう少しだけ このまま