胸の痛み 喉を伝い 聲にならない 夜の帷 優しくいたい 素直でも在りたいのに 僕らはヘタクソに生きてる 駄目でもいい? 弱くていい? 教えてよ 抱きしめる 幾通り いつも通り 強く酷く 触れ合えばわかるから 愛されたいのに いつも通り 間違いばかりの今日をまず愛そうか あゝ理想だ 狂おしく頬を擦り寄せて歌を唄う 暗闇の中の光が傷跡に染みるが 矛盾こそ生き抜く為の美だ 抱きしめてあげてね 虚ろな日々でも 乱した呼吸を整えて ほら 「愛されたい」は報われるかな? 手を取り 微弱な風に揺られて 無茶苦茶なこの世界を愛そうか 塵みたいなもんでしょう 勝手に積んできたんでしょう? いつの日か崩れても 誰のせいでもないよ 歩くのが疲れたの? むしろ正常でしょう? 全て無駄に思えても 君は正しいんだよ 「研ぎ澄まして」 抱きしめる 幾通り いつも通り 強く柔く 確かなものじゃ無いから 触れ合えど 釦はズレていきますが 愛したい 最期まで信じたい 見事さ また間違えて 履き違えてく 不器用な 愛しいボンクラ 等しい僕ら。