手を離さないといけない時間がきた けど “長いことそばにいたね” 幼かった手を握り 束の間の「幸せ」を 噛み締めながら愛した やがてくる 別れのとき “時よ、止まれ”って何度も願った 手と手で伝える気持ち “この手を離したくない” 本音を言えば このまま そばにいてほしいけど ここから旅立ってゆく手は 明日への希望に満ちてる ちょっとでも寂しい顔したら その手は離せなかった 手を離した日から足早に時は過ぎて 今は大切な人と手を繋いで 歩いている 右手に残る親の 「想い」を噛み締めながら 生まれてくれた小さな手を 右手で握って 左手で包んだ 手と手を離す瞬間 強くギュッと握る手 いつかは この手を離れ 誰かを愛し 繋いでゆくんだろう 手と手で伝わる気持ち “この手を離したくない” 明日何が 起きるかなんてわからないから 初めてわかった気持ち “君が好き” 抑えきれない 繋いだ 手と手を 見つめ 「ぬくもり」あの頃に重ねた