ゆうべの 雑な言い訳 ふたり 笑い転げたその後に 夢のはじまり 物語のつづき 思い出せないまま やがて目が覚めて カーテンを開けて 朝が来る 夜明けの街の薫りに包まれ 歩き出すよ 眩しくなる前の空の薫りさ 染まりはじめる空の青さを 浴びながら 瞳を閉じ ほら今聴こえる 街が動きだしている ゆうべの 曖昧な記憶 なぜか 冴えわたった頭で探って 浮かんで消える 身のほど知らずの 理想郷のほとり やがて霧が晴れて 風に流されて 朝が来る 夜明けの街の薫りに包まれ 歩き出すよ 眩しくなる前の空の薫りさ 染まりはじめる空の青さを 浴びながら 瞳を閉じ ほら今聴こえる 街が動きだしている