暗い部屋で蝶が羽ばたく 今夜は満月みたいだね 窓開けて舞い落ちるの 光の方へ 紋白蝶に生まれたかった アゲハ蝶は瞳を閉じる ひらり ひらり 君が泣けば 誰かが笑っている 家に帰る力は無いの サヨナラしよう ゆらゆらゆらゆら 深く 深く 深く 息を吸った 何気ないあの日が 終わりの始まりだって 知ってたら僕はもう此処に居ないよ 熱くなる 羽先に また触れて 触れて 触れて 触れる 雨 一生止まないみたい あぁ 濡れて濡れて 濡れて 落ちる 線 僕は僕を、多分愛したいんだ 痛いほどに羽広げて 幾度も月へ藻掻いていた 瞬きで朝日覗く 眩しいほどに アゲハ蝶は気付いていた 羽ばたく事で何か起こる ひらり ひらり それがずっと 怖かったんだ 1人 世界の裏側見たくはない 振り返らないの ふわふわふわふわ 強く 強く 強く 宙を舞った 別れの後も いつかいつか日は登るか 儚い想い 胸の中 熱くなる 羽先に また触れて 触れて 触れて 触れる 花 一生忘れたくない あぁ 濡れて 濡れて 濡れて 咲いたもの 僕は僕を、多分信じてるんだ 雨が止んだ空は澄んでる 透明な今に あぁ ゆらゆらゆらゆら 深く 深く 深く 息を吸った 何気ないあの日が 終わりの始まりだって 知ってたら僕はもう此処に居ないよ 熱くなる 羽先に また触れて 触れて 触れて 触れる 雨 いつかは止むみたいね あぁ 濡れて濡れて 濡れて 落ちる 線 僕は僕を、多分愛したいんだ