暗闇の中を 蠢きながら進んでく 今にも消えそうな 月灯かりが道標 ここはどこなのか 何のために生まれたのかも 知らず 風の唸る声 掻き消そうと叫んだ時 私は知ったの 哀しいこの世の真理 戦うべき相手がいるほど 心はそっと磨かれ輝きだす 翼などなくても飛べるの 魂に蝶を宿し 空を翔けるあの鳥よりも 眩しい色を吐き出しながらFly, Sky 選ばれるのは 強く願う者だけ いつしか轟く 雷鳴と降りだした雨 体は濡らせど 胸の火までは消せない 群れをなして飛びたつ小鳥が 岩陰まで行こうと誘うけれど 優しい囁きはいらない 従うの蝶の声に 誰も理由(わけ)は知らなくていい ひとりきりで いま羽ばたくのCry, Sky 高く 舞いあがるのよ もっと できるはず あなたは 翼などなくても飛べるの 魂に蝶を宿し 空を翔けるあの鳥よりも 眩しい色を吐き出しながらFly, Sky 選ばれるのは 強く願う者だけ