角の薬屋のぶちの猫 日向で今日もお留守番 しゃがむ僕を見て知らんぷり あくびを、ひとつ。 「僕だけ逆上がりできないんだ。」 お前に話しても仕方ないけど ぐるりと世界を一回り できたら、いいな。 夏の花が咲いた頃 一人で見上げた 夕空 本当の優しさってなんだろう? 僕に足りないもの あくび猫が笑ったなら 僕の願いが叶うよ あくび猫が泣いたなら 僕は途方に暮れてしまうだろう … 角の薬屋のぶちの猫 日向で今日もお留守番 嘆く僕を見て「また来た」と あくびを、ひとつ。 「僕だけ、 ピーマン食べれないんだ。」 お前の嫌いなものは何? いつかあの味も「おいしい」と 言えたら、いいな。 西へ向かう鳥の群れ 遠くに消えてく 太陽 本当の強さってなんだろう? 僕に足りないもの あくび猫が笑ったなら 僕の願いが叶うよ あくび猫が泣いたなら 僕は途方に暮れてしまうだろう <♪> 屋根に消えた流れ星 そろそろお家へ 帰ろう いつか叶う夢見て あくびを、ひとつ。。 あくび猫が笑ったなら 僕の願いが叶うよ あくび猫が泣いたなら 僕は途方に暮れてしまうだろう <♪>