思えば僕は未だ 横たわる思い出に たびたび足をとられ 思いを募らせている それなのに何故だか おんなじような誰かのこと 寄ってたかって茶化して 穿ってしまうのです 嫌われたくないってさ 今でも思うけど たかが世界の終わりだろ 手持ちの花火も持ってさ 君に会いに行くよ 憧れは諦めに似ているって誰かが歌 っていたような 僕の好きな君も いつかは骨になるのです 手紙を読み返すには この町の電車はちょっと窮屈だ ああ タバコの煙がやけになんだか目に沁 みるぜ 物語の続きは 今も気になるけど 人生はロードムービーだろ この夜が明けたら 君に会いに行くよ それじゃあどこからやり直そうか とりあえずこの甘い夢の醒めるより ずっとずっと前に 僕が恥ずかしがっても 笑わないでくれ この胸の内を暴くなんて 曝け出すなんてさ それじゃあこのままどこへ行こうか 南の島じゃない それよりももっともっと遠く 何も感じないなんて嘘だよ まあ寝不足のせいに せいにしよう 大人になったら 笑っちゃうような この夜が明けたら 君に会いに行くよ