愛は風まかせ ほんのひと吹きで 他のいとしさへ いつもは飛びたてるけど そうさ俺らしさ 浅い眠りごと ゆうべ現われた あいつにまどわされ 別に誰でも良さそうに すれ違ったくせに 何でかすかな仕草まで 灼きついてるものか ラムとミステリー そして光る空 ひとり過こす午後 それなりいいものさ ある日心によみがえる あのときめくものを むきに笑ってみたくなる 照れくささもあるさ ラムを空にして 椅子でまどろめば どうせひとつぶの 砂にも似た出逢いだし 時の皮肉さと ひとのたよりなさ 思い知った午後 それなりにいいものさ