はみだした空 あの日の帰り道は ごちゃ混ぜだった 夢 未来が 浮かんでは消えた 余計なものが 溢れかえっていても 必要なものはちゃんと見えていたんだ だけど真綺麗に飾られた星座の間に いつだってさ 君の影を追いかけて走ってきた 大切だってものはいつもこの右手が握っていたんだ たったひとつ 君が僕に渡してくれたもの もう一度 もう一度 あの場所で 踵返して諦めたあの夏 後何年何十年過ごしていくんだろう 意味も無く足を止めた声荒げる音楽に いつだってさ 一人きりで抱え込んで笑っていた 大切だってものはいつもこの右手に隠れていたんだ たったひとつ 君が僕に渡してくれたもの もう一度 もう一度 あの場所へ あからさまな地図を辿って またとない空には背中押され 刻んできたんだ この日まで もう一度 伝えたくて いつだってさ 一人きりで抱え込んで笑っていた 大切なものはいつも いつだってさ 君の影を追いかけて走ってきた 大切だってものはいつもこの右手が握っていたんだ たったひとつ 君が僕に渡してくれたもの もう一度 もう一度 あの場所で もう一度 もう一度 君の手に もう一度 触れたいと 思った